エアロスミス
不死鳥のように飛び続けるバンド「エアロスミス」

エアロスミスといえば、日本では『ミス・ア・シング』があまりに有名ですよね。
映画『アルマゲドン』のテーマソングとして発表されたこのロックバラードは、そのドラマティックなメロディとサウンド、そしてスティーヴン・タイラーのダイナミックな歌声が世界中の琴線に触れ、大ヒットを記録しました。
この曲のメロディは日本人にも受けがよく、今なお多くの媒体から流れてくるのをよく耳にします。
そんなエアロスミスが最初にブレイクしたのは、1970年代です。
『ウォーク・ディス・ウェイ』や『スウィート・エモーション』等を収録した3rdアルバム『Toys in the Attic(闇夜のヘヴィ・ロック)』がロングヒットを記録し、4th『Rocks(ロックス)』ではさらにそれ以上の成果をあげ、商業的にも人気的にもビッグバンドとなりました。
しかし80年代に入ると一気に低迷。
ジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードという2人のギタリストが揃って脱退した事、全員が麻薬中毒者だった事などが大きな理由でした。
そして1984年、地に堕ちかけていたこのバンドは、麻薬からの脱却を図り、脱退したメンバーを再度迎え入れて再スタートを切ります。
そこからは、第一次黄金期を上回る活躍を見せ、『Permanent Vacation(パーマネント・ヴァケイション)』、『PUMP(パンプ)』とヒットアルバムを続けざまに生み出し、『GET A GRIP(ゲット・ア・グリップ)』でついに全米1位を獲得しました。
この『復活』という状況は日本人は大好きで、エアロスミスが日本で人気バンドとなったのもこの復活後です。
それと、ロックというジャンルが定着しにくい日本でも、美しいメロディの曲が多い彼等は受け入れられやすかったという側面があったのでしょう。
上記の通り、エアロスミスは黄金期を2度迎えていて、代表作の選別に苦しむほどヒットアルバムを持っています。
アルバムとしての人気は『Rocks』が高く、よく知られている曲が多いのは『GET A GRIP』でしょう。